インプラントによる治療の欠点(デメリット)

歯科インプラント治療はメリットの多い治療方法なのですが、残念ながらデメリットも存在しています。メリットだけでなくデメリットのこともよく知った上で治療を検討するようにしてください。

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インプラント治療におけるデメリット

一般的に言われているインプラント治療のデメリットは以下の通りです。

  • 手術を伴う
  • 全身状態によっては手術を受ける事ができない
  • 治療期間が長い(2ヶ月~)
  • 治療費が高額(保険がきかないため)
  • 天然の歯の様に自己治癒能力は持たない
  • 感染に弱い・・・等

一見すればメリットに比べてデメリットの方が多いように見えます。以下に一つずつ詳しく見ていきます。

手術を伴う

まず、インプラント治療には必ず手術が必要になります。インプラント本体を顎の骨の中に埋め込む必要があるので、手術無しでは治療を受けることができません。

もちろん、手術は細心の注意を払って施術されますし、麻酔が効いているので痛みは殆どありません。当ブログでも私個人の体験記で手術の様子を記載していますので、こちらも併せてご覧下さい。

いよいよ手術を受ける

全身状態によっては手術を受けることができない

例えば、重度の糖尿病に罹患している場合にはインプラント治療を適応することが出来ない可能性があります。絶対に不可能というわけではありませんので、担当の医師と相談の上で治療を受けることになります。

治療期間が長い

インプラント治療では、インプラント本体の埋め込みの後、骨とインプラントがしっかりと結合するまで待つ必要があります。この期間は個人差もあるのですが、通常では2、3ヶ月はかかると言われています。

治療費が高額になる

インプラント治療は保険がきかないため、治療費がどうしても高くなってしまいます。この治療費は埋め込むインプラント体の本数によって変わってきますが、病院によっては一度に埋め込む場合は割引が適応できるといった配慮を行っている病院もあります。

自己治癒能力を持たない

天然の歯には神経や血管が通っており、細菌に対する抵抗力も強いのですが、インプラントにはその機能はありません。よって、日々のメンテナンスを疎かにしてしまうと、菌が繁殖して歯周病や歯槽膿漏になってしまい、結果的にインプラントが抜け落ちてしまう結果となってしまいます。

この様に、素晴らしいメリットがある反面、デメリットも存在する治療法となりますので、施術を受けようと考える前に、まずはこれらのデメリットを一つずつ理解していくようにしてください。

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