咀嚼(そしゃく)によってインプラントのネジが緩む

これは私も実際に経験したことなのですが、インプラントとアバットメント(人工歯を固定するための土台)、その上に固定する人工歯との接続をネジで行っていた際に固定ネジが緩んでしまうことが2度ほどありました。

原因としては、かみ合わせの問題や一方の歯に余計な力が掛かっている場合等があります。私の場合は、咀嚼の際に片方(インプラントを埋め込んだ側)に余分な力が加わっていたのと、夜、寝ている時の歯軋りが原因でした。

特に歯軋りは通常の横にギリギリとかみ合わせるものではなくて、上下に「グッ」と力を入れてしまうクレンチングと呼ばれる歯軋りが原因となり、ネジが緩んでしまいました。

もちろん、普段の咀嚼の際にもインプラントと人工歯への余計な力が加わっていたことが要因なのですが、ネジが緩んでしまうという現象に2度ほど遭遇してしまい、一時はインプラントにして失敗したと後悔したほどでした。

しかし、その後ネジでの固定+セメントによる固定を追加したことで、それから7年経った現在でも緩むことは無くなりました。セメントで固定してしまうとメンテナンス性は落ちてしまうのですが、緩んでしまうことが無くなったことは大きなメリットであったと感じています。

当時の様子もブログの記事に起こしていますので、同様の症状を経験している人は以下のリンクからご覧下さい。

人工歯を入れたことによる違和感との戦い
人工歯の接続が再び緩む

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