インプラントとは、体の中に埋め込まれる器具の総称です。このページを訪れた人の中には、インプラントと言えば歯の中に埋め込み、歯の代わりとするもの、との認識があるかもしれませんが、実際には骨の中に埋め込まれたものや、心臓ペースメーカー等もインプラントの一種とされています。
しかし、インプラントの名称が一般的となったのは、やはりデンタルインプラントの普及だと思いますね。
当ブログでは、失った歯の変わりに、チタン製の支柱をあごの骨に埋め込み、その土台の上にセラミック製の新たな歯を固定する「デンタルインプラント」に関する話題を取り扱うブログであり、私個人の体験記をありのまま、記録したブログとなります。
一部、少し生々しい表現も登場していますが、そういったものが苦手な人は、少し気をつけてください。そこまでグロい表現ではありませんが・・。
ちなみに、世間一般的なインプラントの認知度も、「歯」に関するものだと思います。なので、当ブログの中では、特別な説明を除いて「インプラント=デンタルインプラント」として取り扱っています。
インプラントとは?
う蝕(虫歯)や歯周病などで歯を喪失したあとに、チタン製あるいはチタン合金製の支柱を顎の骨に埋め込み、それを土台として、歯を修復する治療をデンタルインプラント治療といい、使用されるチタン製あるいはチタン合金製の支柱をデンタルインプラントという。(wikipedia インプラントより)
上記はwikiからの引用となりますが、手術によって顎の骨に穴を開け、その穴にチタン製の支柱を埋め込み、その上に新たな歯(セラミック製が多い)を固定する手術の名称が「インプラント」です。冒頭にも書きましたが、正確には「デンタルインプラント」と呼びます。
インプラントの歴史は以外にもかなり古く、上顎骨に鉄製のインプラントが埋まった紀元2世紀から3世紀の古代ローマ時代の人骨が発見されており、この時代にすでに、インプラント治療による歯の修復が行なわれていたことがわかります。
しかし、近年になって一般にも認知されるようになり、現在では成人男性の50人に1~2人はインプラントによる治療を行なっているという統計も出ているそうです。
ただし、外科手術を伴う治療であることから、手術による合併症や手術の失敗によって患者が死亡するといったマイナスの面も懸念されており、また、自由診療なので費用が高額といったデメリットも存在しています。
当ブログでは、あまり専門的な知識をお伝えする事はせず、あくまで私個人が体験した「体験記」を中心に紹介していきたいと考えています。インプラントを布教したいのではなく、「インプラント治療とはこういったもの」というのを紹介していくことが目的です。
このブログを立ち上げた理由
私個人としても、今になって当時の記録をしっかりと日記にでも残しておけばと後悔しています。こういった体験は、残しておけばきっと誰かの役に立っていたはずなんですよね。なので、このブログは思い出しながら書いていますので、ところどころで少し曖昧になっている部分もありますが、その辺はご容赦ください。もちろん、なるべく正確な情報を書くようには心がけております。
ちなみに、私がインプラント治療を受けたのは2007年の6月から。実際に治療が完了したのはそれから半年後と、結構時間はかかっています。その辺りの詳細な記録も、できるだけ思い出して書いていきます。