抜歯からインプラントの手術前日まで

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歯を抜いた後は回復の期間を置く

抜歯後、消毒を行ない、傷口が回復するまで期間を置きます。この期間は、人によって傷の治りも違いますが、4週間~16週後が一般的な様です。私の場合は傷の治りと歯茎の腫れの回復が早く、1ヶ月後に手術を受ける事ができました。

抜歯待時法と抜歯即時埋入法

抜歯から手術まで期間を空けることを「抜歯待時法」と言いまして、感染症や骨、歯茎の回復を待ち、治療の成功率を高めるために取られる手法です。

抜歯後、すぐにインプラントの埋め込み手術を行なう「抜歯即時埋入法」という方法もありますが、私の場合は折れた奥歯の破片が内部を傷つけていたので、どのみち抜歯待時法で行くしかありませでした。

抜歯待時法のメリットとして、回復を待ってインプラントの埋め込みを行ないますので、成功率のアップと感染症リスクの低下があります。逆に、治療期間が長くなってしまい、手術の回数も増えてしまいます。

ちなみに、手術を受けるまでに、抜歯後の消毒も兼ねて何度か通院しています。その間も、先生から色々と詳しい説明がありました。非常に親切で丁寧な歯医者さんでしたが、普通に考えてこれくらいの対応はどこもしてくれると思います。

逆に、少しでも粗い部分を感じたならば、別の歯医者でインプラント治療を受けた方が良いかもしれません。私の場合は最初の歯医者さんで即決してしまったのですが、通常はインプラントを行なうことができる歯医者さんを、複数回って色々な話を聞いたほうが良いですね。

インプラント治療を受ける事が出来ない場合もある

インプラントは誰でも受ける事ができる治療法というわけではありません。例えば、歯周病によって歯茎や骨が多く失われている場合は、成功率も落ちてしまい、その後の定着率(生存率)も悪くなってしまいますので、インプラントの施工を受ける事が出来ない可能性があります。

また、治療する前の段階で、その周辺が歯周病になっているのなら、まずは歯周病を治癒するところから開始する場合もあります。

そういった検査や治療方針の説明も無く、とにかくインプラント治療を行なおうとせかすような場合は、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。

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