インプラントの治療法

スポンサーリンク

インプラントの手術方法にも2種類ある

いよいよ手術の開始・・・!の前に、インプラントの治療法について少し説明してみます。インプラントには、「1回法」と「2回法」があり、それぞれに長所と短所が存在します。

1回法

インプラントを埋め込む際の手術が1度で済む方法です。インプラント体を埋め込み、同時にアバットメントと呼ばれる「蓋」のようなものを歯肉に表に出しておき、インプラントと骨がしっかりとくっつくまで待ちます。

長所としては、手術が1度で済むため、患者の体の負担が少なくなります。デメリットとしては、骨が完全にくっつくまでの間に、感染症のリスクが上がってしまう可能性があります。

2回法

インプラントを埋め込んだ後、一旦歯肉を縫い合わせて蓋をしてしまいます。その後、骨とインプラント体がくっついたことを確認し、再び歯肉の切開を行ない、人工の歯を装着していきます。

長所としては、より感染症の可能性が低くなるので、安全・確実にインプラント体と骨とがくっつくことと、インプラント治療の成功率も高くなります。

このように、どちらの手術方法にもメリット・デメリットは存在していますが、一般的にはより確実に手術を成功させるために、2回法で手術が行なわれることが一般的です。

私場合は、抜歯後の傷の治りが非常に早かったこと、そして、レントゲンによる事前調査でも、顎の骨が十分にあり、しっかりしているということから、1回法で行くことにしました。

ちなみに、例えば前歯にインプラントを埋め込むといった場合、一時的に前歯が無くなり、審美の面で非常に困るという人もいます(営業マン等)。その場合は、1回法によるインプラントの埋め込みの際、「即時負荷」と言って、治癒期間を待たず、すぐに仮歯や補綴物(人工歯)を装着する方法もあります。

その箇所でモノを噛むことは出来ませんが、見た目はすぐに回復することができますので、人目に触れる仕事に就いている人には、こちらの方法が取られることもあります。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク