体感的には非常に長く感じたインプラントの埋め込み手術ですが、終わってみれば1時間半ほどでした。
ちなみに、施術にかかる時間ですが、私がインプラント治療を受けた2007年当時の時間です。現在ではさらに技術は進歩しており、インプラントを専門とする病院であれば、一本辺り15分程度で終了する場合もあるそうです。技術の進歩はすごいですね！
術後の過ごし方
インプラントの埋め込み手術が無事終了し、最後にうがいと消毒を行ない、今日の施術はこれで終わりです。先生からは、手術を行なった箇所では食べ物を食べないようにすることと、衝撃を与えたり、熱い飲み物や喫煙、飲酒に気をつけて欲しいといったアドバイスを受けます。
ちなみに、本日はできれば誰かの運転の車で来てもらいたいとのことでしたが、生憎運転できる人間を手配できなかったので、バイクで来院していました。本当ならちゃんと車で送り迎えをしてもらったほうが良いでしょうね。
痛み止めをや化膿止めの抗生物質等の飲み薬を貰い、この日はこれにて終了です。まだ麻酔が効いているので、痛みはまったくないのですが、麻酔が切れてきたらやっぱり痛みは出るんだろうな・・と、少し心配しながらも、無事手術が終了した喜びから、帰宅時の足取りは軽いものでした。
帰宅してから～1週間後
私が手術を受けたクリニックでは、術後の翌日から3日間は、連続して消毒のために通院しました。そして、3日目の消毒以降は1週間後に、その後は毎週の診察となり、感染症等に気をつけながら、インプラントと骨が完全にくっつくのを待ちます。
帰宅したその日は、麻酔が切れた後の痛みの再来に身構え、いつでも痛み止めを飲めるように準備をしていたのですが、幸いにそれほどの痛みが無く、痛み止めを飲むこともありませんでした。これはちょっと予想外でした。
その後も、結局痛み止めを飲むことはありませんでしたが、実はこのまますんなりとは行かなかったのが私のインプラント体験談となりますが、それはもう少し先の項目で語っていきます。
とにかく術後暫くは、患部でモノを食べないようにし、歯磨きの際もこすらないように気をつけました。激しい運動も、出血を起こす可能性があることから禁止ではありませんでしたが、控えるようにしました。
あとは禁煙と禁酒を心がけたほうが良いでしょう。喫煙や飲酒をしているからインプラントが失敗するという可能性は低いのですが、それでもインプラントと歯との接着を阻害する要因にはなるらしいので、できればやらないほうが懸命です。
私はこのどちらも嗜んではいなかったので、まったく問題なしでした。
術後は、患部を触ることを嫌って歯磨きしづらいと感じてしまいますが、口内を清潔に保つことは非常に重要なので、歯磨きはかならず行なうようにしましょう。
また、術後には多少の腫れを感じましたが、２、3日もすればほとんど気にならなくなりました。1週間程で、インプラント体を埋め込んでいるという違和感は殆どなくなりました。
内服薬や痛み止め等を処方してもらうが、幸いにも痛み止めのお世話になる事はありませんでした。