再装着後の定期健診では異常なし

インプラントの埋め込みを1本増やし、アバットメントとの固定もセメントで行い、人工歯を2本で支えるようになってから1ヶ月程。定期健診でインプラント周りのクリーニングを行いつつも、緩み等の問題が無いかを確認してもらいます。結果、特に異常は無し。一番の懸念だった緩みもまったくありませんでした。

この辺はスクリュー式とセメント式との大きな違いでしょうね。メンテナンス性を考えれば、取り外しが容易なネジ固定式の方が良いのかもしれませんが、現在(2013年)ではセメント式が主流となっているようなので、これから歯科インプラントを埋め込もうと考えている方は、人工歯とアバットメントとの固定方法はセメントタイプにするほうが良いかもしれませんね。

ただし、これは力が強くかかる奥歯の場合です。また別ページでまとめますが、奥まった箇所にある奥歯の歯科インプラントは、とにかくメンテナンスに気を配る必要があります。

⇒歯科インプラントのメンテナンスについて

人工の歯なので、当然天然の歯と同じ様な自己治癒能力はありません。結果的に、インプラント周りの歯肉に異常が起こりやすくなり、最悪の場合は歯周病等によってインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。

セメントで完全に固定してしまうと、人工歯の小さな隙間のクリーニングがやりづらくなります。歯科インプラントを長い期間維持するためには術後の定期的なクリーニングとメンテナンスが何よりも重要なのですが、掃除が行き届いていない場合、インプラント周りだけ歯周病になってしまう可能性が高くなってしまいます。

前歯の周辺等はあまり大きな力も加わらないことから、メンテナンス性を重視してスクリュー式の固定で行くといった選択もアリだと思いますが、この辺りは担当の先生としっかりと打ち合わせを行って決めていく必要があると思います。

少し話しが脱線してしまいましたが、私の場合は奥歯に強い力が日常的に加わっていることが判明したため、インプラント体を2本埋め込み、人口歯の固定はセメント方式でいくことにしました。しかし、このパターンが全ての人に当てはまるわけではありませんので、やはり担当医との綿密な打ち合せは必ず必要になってくると考えています。

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